タイトルは後で考える

東京で働く女の頭のなか

女に酒を注がれるのがそんなに気持ちのいいものなのか

営業で会食をすることがある。

時代遅れの会社なので会食の席でやたらとはりきる人が多い。

 

こういう席では年次的にいつも一番下なので、一応お酒のおかわりを聞いて注いでいると大体タイトルのような感じのセリフをいただく。

無類の女好きでなくてもおじさんになれば自然とこぼれるのだろうか。

察するに、そういうもてなしを受けている自分を認識するためと、その状況を作ってくれたことに対するある種の気の利いた御礼のようなものだと思って使っているのだと思う。

 

これからおじさんになるかたへ伝えたいのは、「ありがとう。」が一番謙虚で紳士的だということ。